その他
診療内容
診療内容詳細
顔面頚部の皮膚腫瘍（いわゆるホクロ））の手術（美容外科）
炭酸ガスレーザー照射装置を用いて、局所麻酔下に保険診療で行います。
適応は隆起していて、以前から大きさ不変・半球状の腫瘤です。隆起していないシミのようなものは適応外です。
また直径が10mm以上と大きい場合や形が不正で最近大きくなったような場合は、皮膚科の先生に悪性の可能性を診断してもらってから来院して下さい。
ワクチンの予防接種（肺炎球菌・インフルエンザのワクチン接種）
当院では、気道感染を起こす肺炎球菌という細菌とインフルエンザというウイルスに対する2つの予防接種を予約制で行っています。新型コロナウイルス感染症に合併すれば重症肺炎になりますので、暖かいうちに受けられることをお勧めします。
肺炎球菌ワクチン：65歳以上の高齢者に多いとされる肺炎の原因の50～60％を占めるのがこの肺炎球菌という細菌で23？の型があります。肺炎球菌ワクチンには対応できる菌型の異なるニュモバックスとプレベナーの2つがあります。ニュモバックスはワクチン効果が4－5年とされ、市町村の補助【65才以上の人に5年に一回・3000円】が得られるのに対して、プレベナーはワクチン効果がより強く、効果も7～8年と長いと言われています。日本感染症学会や呼吸器学会では、少し間隔をおいてこの2つを受けること（ワクチン効果は10年）を推奨しています。当院では、ニュモバックスが8000円【補助が有れば5000円】、プレベナーが10000円です。予約制でいつでも受けられます。
インフルエンザワクチン：いろいろな型が有る中から、今年流行しそうな型【Ａ型２種、Ｂ型２種】を選んで創ったワクチンです。10月初めから11月終わりまで予約で行います。費用は2800円です。
心療内科的・予防医学的診療について
大学医局時代から開業後約30年になる現在まで、私の主研究テーマはストレスに関連する難聴・耳鳴り・めまいでした。私が関わった患者さんたちは、身体的に・精神的にそして社会的に多様な、実に様々なバックグラウンドを持ち、その種類も・程度もみな異なるストレスを抱えておられました。
私自身も含めてストレスのない人間など居ない訳ですが、それとうまく付き合ってゆく方法が分からなくて悩んでいる患者さんが殆んどでした。
医者としてできることは、まずじっくり患者さんの話を聞くこと、検査結果を説明しながら心配するような病気ではないことを話して安心させること、不眠を訴えることが多いので薬物の力を借りながらなんとか眠れるようにすること、そして最後に、自助・共助が治療上も再発予防上も大切であること、公助もあるので遠慮なく役所や社会福祉協議会などに相談すべきことを話して、解決の糸口を一緒に探ることです。
ストレス性疾患を有する患者さんの多くは、生活の中に体を動かす時間が無い・作れないと言います。
ストレス性疾患の治療・再発予防で最も大切なことは、体を動かすこと、小汗をかくような有酸素運動をすることだと言われています。
20年ぐらい前、超多忙なストレスの多い生活を送っていた時に私が出会ったのが、当時有酸素運動の代表格であったエアロビックで、今振り返ると私はこれによって救われたと思っています。中年男性だけのエアロビック愛好会「チームBEA（部阿）」を立ち上げて、NHKの東北版や全国版で取り上げられました。
その「チームBEA」は解散しましたが、残党は今も週に一回、湯沢市の青少年ホームで良い汗をかいています。
ストレス性疾患で来院した患者さんには、大切な自助・共助の具体的な方法の一つとして毎日の十分なストレッチ運動・筋トレと、週一回湯沢市青少年ホームで開かれるエアロビックへの参加を勧めています。
私には一つの夢がありました。私が生まれ育った湯沢市の稲庭町下川原という13軒からなる限界集落を、様々なストレスを抱える、或いは身体的・精神的・知的障害を有する人達にとっての憩いの場・癒しの里にすることでした。
元号が平成から令和に変わった2019年に、秋田県水と緑の森推進事業の助成をいただいたことを機会に「稲庭町下川原・令和共生の里」プロジェクトを立ち上げました。
その第1弾として、11月10日に開催された「令和共生の森植樹祭」には、当院の職員、患者さん有志、私が理事をしている2つの社会福祉法人「長いスプーン」・「グリーンローズ」の施設利用者、下川原集落の人達総勢60人が参加してくれました。
当院では、この「令和共生の里プロジェクト」と「エアロビック愛好会」の2つを通して、来院患者さんのストレス解消、ストレス性疾患を有する患者さんの治療・再発予防に寄与したいと思っています。
ピアス装着
ピアス装着には健康保険がききません。
自由診療で約3000円かかります。